DL♥ロマンティックに抱きしめて。
「…なぁに?くみ…」
誰に教わったのかは知らないが。
それが俺じゃないなら、”俺”に変えるだけ。
”どうしてほしいか”
それを聞きだす事で彼女の体に与える”俺の存在”。
微かな嫉妬を感じる中、恥ずかしさで顔を覆う彼女の姿が目に入る。
止まる事なく反応する熱い体。
けれど、頭では自分自身の今の現状を受け入れ切れていない様子。
…仕方ない子だね、全く。
そんな彼女の手をそっとどかし、見つめれば、
眉を垂れ下げ、必死に息をしながら目には涙を浮かべていた。
けれど、その涙が”嫌”という物では無いのは凄く伝わってきていて。
そっと手を太ももに這わせ、ゆっくりとなぞり上げる。
「あぁっ!…あっ…」
「…腰…。止まらないね。」