DL♥ロマンティックに抱きしめて。

ゆっくりと”その”扉のドアを開ける。

目の前に広がるは、今居た部屋とは対照的な真っ黒な世界。

そして。
その世界の中心に見えるは



…先生?



ゆっくりとその存在に近づく。

すると、後ろの扉がガタンッと大きな音をたてて閉まった。





『…くみ…。』




その声に、扉から視線を戻す。



――ねぇ。先生。



どうして…





どうしてそんなに、辛い顔をしているの…?








「っ!!」

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