DL♥ロマンティックに抱きしめて。
私の今の声を聞き、閉めた扉からまだ距離をたもってなかった先生が再度扉を開ける。
そんな彼の目に映るは、力なく座り込む私の姿があるわけで。
「あー…。まぁ、仕方ないか。」
そうクスクス笑うもんだから。
余計に恥ずかしい思いをしなきゃいけないのは、やっぱり私。
ふわっと被せられたソレを見れば、大き目の白いシャツ。
「…体が落着くまで、ね。」
「えっ、あっ!」
ヒョイっと私を持ち上げリビングへと足を進めた先生は、器用にその足で寝室のドアをパタンと閉めた。