DL♥ロマンティックに抱きしめて。
私の頬を包む両手の一つが後ろに回り、逃げようとする体を許さない。
回りを見渡せば、すぐ近くに停まっていた車から家族が降りてくるのが映る。
み…
見られちゃうっ!
「んんんっ!!」
それでも尚続くその刺激に、体から力が抜けるのが分かる。
徐々に薄れていく視界。
体の奥に甘い痺れが広がり始め、息も苦しい。
口内をくまなく移動するそれに、もう拒もうとする力すら私には残ってなくて。
熱く火照る体を感じる中、最後の抵抗としてギュッと先生の服を握り締めた。
「っ…ぷはぁ…」