DL♥ロマンティックに抱きしめて。


「…くみ。…俺に聞きたいことがあるなら…正直に伝えて欲しい。」


情けなく震える声。

彼女が”今の俺”を選び、過去を聞きたくないのであれば俺はそれを無理に口にする事は出来ない。


けれど、

もしも”過去”をも知りたいと言うのであれば…



俺は…




「…ねぇ、俊也さん。」




かすれるような小さな声が響く。




そして彼女は言った。











「…先生と生徒に






…戻りませんか?」

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