DL♥ロマンティックに抱きしめて。

------*


「ん…。」


重い瞼を上げる。


-…あ…。


いつの間にか、また寝てしまったようだ。
今度は見慣れた部屋が視界に映った。

相変わらず頭はズキズキと痛むけれど。
このままじゃいけないと何故か感じてしまい、ゆっくりと体を起こした。



--時刻は、午後3時。


きっと今頃午後の診療が始まってる頃かな…。


そんな事を考えていた時。





チャララララ~♪




部屋に鳴り響くは着信を知らせる音。
ベットに放り投げていたソノ画面を確認すると…




「お母さん…?」

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