DL♥ロマンティックに抱きしめて。
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ピンポーン…
静かな部屋に響くチャイムの音。
ふと時計を見れば、いつの間にか約束の時間を告げていた。
そっと玄関に向け足を進める。
ガチャと鍵をひねり、ドアノブに手を掛ける。
--誰がそこにいるのかは、
もう分かっていた。
鳴り止まぬ鼓動の中、目の前の重い扉をゆっくりと開ける。
目の前には…
辛そうな顔で私を見つめる先生。
「…くみ。」
「しゅ…んやさ…!!」
ギュッ