DL♥ロマンティックに抱きしめて。


「…俊也さん…。」


「…。」


黙ったままの先生に、私は言葉を続けた。



「過去を…


聞かせてもらえますか?」



その言葉に「…分かった。」と呟いた先生は、そっと体を離し、まっすぐな瞳で私を見つめた。

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