DL♥ロマンティックに抱きしめて。


「ん…はぁ…。」


優しくも全てを奪うようなその行為に、貴方の思いを感じる。

頭の後ろに回された手。

逃がさないとでもいうように、包み込むソレに込み上げる”もっと”という欲望が私を包む。


「しゅ…んや…さん…」


気づけば、自ら貴方の首に腕を回していて。

更に深くなるソレに、息つく暇も与えてくれない先生。


「…くみ…好きだ…。」


目の前に映るは、今までにない余裕を失った表情。

その姿に体の奥が疼く。


「…抱いて。」


そう口にしたのを恥ずかしがる余裕も与えられない私は、抱っこされるような形で、寝室へと移動させられた。

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