DL♥ロマンティックに抱きしめて。
どのぐらいだろう。
時が止まったように感じたの。
その無邪気な声が私の脳内をぐるぐると駆け巡る。
…先生の…子?
あんなに良い先生なんだもの。
結婚しててもおかしくない。
分かってた。
その可能性も少なくないって。
それなのに…。
こんなにも苦しくて、鈍い痛みを感じるのは…何故?
ううん…。
きっと、この痛みの理由は自分でも気づいてる。
出会ったばかりなのに…。
こんなにも痛みを感じるほど、
私は
先生が好きなんだ……。