DL♥ロマンティックに抱きしめて。
それ以上、深く問い詰めない方がいいだろうと判断した俺は、その台詞に言葉を返した。
「あぁ。昨日から泊まりで病院にいたからね。昼休みに1階にあるシャワー室借りてきたからかな。」
「ふふふ。さっき少し寝癖がついてましたよ。」
俺の言葉にクスクス笑う彼女の表情には先程までの曇りはもう無くて。
笑顔でいてくれるならそれでいいと思った。
「…やっぱり?いや~この生活に慣れると、どうも身だしなみも適当になっちゃってさ。」
「いつも、遅くまでココで仕事を?」
「ん~そうだね。別に強制されてるわけじゃないんだけどね。」
そんな俺の言葉に、首を傾げ不思議そうな顔をする彼女。
…いったい何を考えているのか。