素敵彼氏の裏の顔【番外編】



「あいつらとはさ、飛行機とホテルは一緒だけど、もちろん別行動だよ?」



「え!?」



「嫌じゃん。

あんなガラの悪い連中と一緒にいたら」




隼人はそう言ってわざとらしく笑っていた。



いや、きっと隼人はあたしのことを気にしてくれているのだろう。

隼人は先輩たちと上手くやっていけても、あたしは出来ない。

あたしだけが浮いてしまうから。

隼人って、本当に優しい。






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