素敵彼氏の裏の顔【番外編】




俺たちを乗せたエレベーターはどんどん上がり……

目の前にはすっかり暗くなった那覇市内の夜景が広がる。

足元にはホテルの庭の明かりがキラキラ光っていた。




「きれい……」




美優の横顔を見つめる。

鼓動が速く、身体が熱いのは、酒のせいではなさそうだ。







やがて、エレベーターは最上階に止まり、ゆっくりと扉が開く。

俺は美優の背中に手を回し、身を寄せた。





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