素敵彼氏の裏の顔【番外編】
次の朝……
淳ちゃんに言われた時間にホテルのレストランへ行った。
朝食を食べるために。
淳ちゃんたちはすでにそこにいて、相変わらず変な格好をして大声で話をしていた。
そういうの、止めてよね。
田舎者丸出しじゃん。
あたしたちを見つけるなり、呼び止める淳ちゃん。
バイキングで取ったウインナーを頬張りながら、びっくりするようなことを言う。
「やべぇよな、あの女たち!
俺のマグナム、超連射」
「……はぁ?」
隼人とあたしは、同じように意味不明な顔をしていたのだろう。
横にいた斎藤先輩が、ご丁寧にも解説してくれた。
「ナンパで知り合った女の子たちと、乱交してきた」
「は……はぁ?」