素敵彼氏の裏の顔【番外編】
隼人、大丈夫かな?
仕方なく隼人の方へ歩いて行くと、
「えっ……」
身体が持ち上がり、そのまま視界が一転し、次の瞬間水の中に落ちていた。
慌てて息を止める。
それでも遅く、大量の海水を飲んでしまった。
そして、海水が鼻に入りつーんと痛む。
それよりも、苦しくてパニックを起こしているあたし。
足を伸ばそうとしても、足が吊って動かなくて。
死んでしまう!!
あたしは焦っていた。