素敵彼氏の裏の顔【番外編】



だけど……



陽に当たった隼人の肉体美にくらくらしてしまう。

服を着ていればすらっとしているのに、胸板は厚く、水の中に見える腹筋は割れている。

左肩には治ったばかりの痛々しい傷痕があり、胸には未完成の龍のタトゥー。

昨夜のことをまた思い出して、顔が赤くなった。






だけど、隼人はそんなことどうでもいいらしくて。




「着替えてこようか」




優しくあたしの手を引いた。



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