素敵彼氏の裏の顔【番外編】
みんなは、隼人がとうとうキレたと思っているのかもしれない。
そして、キレたら手が付けられないと思っているのだろう。
だって、
「あぁ……お前ら……」
淳ちゃんはどこか虚ろな目をしている。
そんな淳ちゃんに歩み寄り、ぐいっと胸ぐらを掴み上げる隼人。
隼人はあたしに背を向けていて、どんな顔をしているのか分からない。
淳ちゃんはうなだれていたが、先輩たちは青ざめていた。
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