素敵彼氏の裏の顔【番外編】
恐怖の酔っ払い
あの事件後、みんなで水族館に行ったり、綺麗な岬に行ったりした。
隼人は何だかんだで人気者で。
いつも隼人は誰かに追いかけられていた。
そして結局、疲れた先輩たちは早めに居酒屋に入り、飲み会を始めてしまったのだ。
ここでも散々酒を勧められる隼人。
そんな隼人を見ながら、斎藤先輩が口を開く。
「あいつって、マジで性格いいんだろうな」
「え?」
思わず斎藤先輩を見てしまう。
先輩は少し笑いながら、言葉を続けた。