素敵彼氏の裏の顔【番外編】
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「笑わせてくれる」
俺の前で、神木が割り箸を鼻に突っ込んでいた。
そのイケメンな顔が、見るも無様な顔に変わっていた。
そして、城内が涙を流して大爆笑していた。
デジャヴかと思ったが、デジャヴどころではない。
明らかに状況がおかしかった。
「てめぇ……俺を笑いやがったな!?
マジで殺すぞ、この野郎」
神木は暴言を吐き、泡盛をさらに一杯飲み干した。