素敵彼氏の裏の顔【番外編】




甘い視線が絡まり、ゆっくりと近付く顔。

隼人が遠慮がちに唇を重ね、身体に電流が流れる。




あぁ、ずっとこうしていたい。

溶けて、隼人と一緒になってしまいたい。






甘く優しいキスが終わり、ゆっくりと唇を離す。

目の前の隼人は少し紅くて、




「ごめん、ご飯食べなきゃ」




そう言って顔を背けた。




そのふんわりと髪がかかる首すじがまたまた色っぽくて。

何だかフェロモンさえ出ているようで。

ぎゅっと抱きつきたい衝動に駆られる。

それをぐっと我慢して、高級ワインの入るグラスに口を付けた。


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