素敵彼氏の裏の顔【番外編】
ー??sideー
「ゆ……許してください」
震える声を振り絞った。
俺の目の前には、大切な彼女の白い裸体があった。
やっとやっと両思いになって、やっと付き合うことが出来た。
これからずっと大切にしようと思っていたのに。
「俺はどうなってもいい。
だから彼女には……」
「甘ィ。てめぇは甘いんだよ」
彼は笑った。
「お前は俺たちを裏切った。
だから、この上ない屈辱を味わわせてやる」
そう言って縄で縛っている彼女の足へと手を伸ばす。
周りの人も、みんな笑っていた。
みんなで回してやると、嫌な笑みを浮かべていた。