素敵彼氏の裏の顔【番外編】




橘は、フライドポテトを一つ口に運び、ジュースを飲む。

俺の殴った頬が痛々しい。

それでもやっぱり奴はイケメンだった。

憎いくらいに。





「城内は派手に殴りすぎだ」




橘の顔は少し引きつっている。




「怪我させるために相手してるんじゃないだろ」





あーあ、出た出た。

橘理論。

こいつ、昔は俺より派手にやってたのに、今となってはこれだ。



< 268 / 386 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop