素敵彼氏の裏の顔【番外編】




「美優、明日東京に一緒に帰る?」




隼人は構わずあたしに話しかける。

何だか優越感に浸ったあたしは、笑顔で隼人を見上げて頷いた。




「じゃ、明日の朝、バイクで迎えにいくね」



「か……神木先輩!?

あたしたちは??」




思わずそう言ったきららとセナに向かって、隼人は笑顔を作る。

そして、こう言った。




「俺、うるさい女、嫌いだから」




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