素敵彼氏の裏の顔【番外編】

不変






ー蓮sideー






喧嘩なんて、したくねぇ。

特に相手があの神木なら。

だけど、俺の前にいる神木は、俺の記憶の神木と全く違っていた。





しかし、よく見ると見覚えのある顔。

人ってこうも変わるのだろうか。






「け……喧嘩なんてするはずない」




神木は慌ててそう言う。




「俺はただ、礼を言いたかっただけで……」



「礼?」




俺は胡散臭い神木を睨んだ。




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