素敵彼氏の裏の顔【番外編】




「邪魔なんだけど」




新しい声が聞こえた。

慌てて俺は塞いでいた道を開ける。





「つーか、ここは喫煙所じゃねぇ」




その男は荒々しくそう吐いた。




「あァ!?」




城内が荒々しい奇声を発するから、焦って




「すみません」




謝る俺。

そのままその男を見た。






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