ラブ♡スリップ



ゆっくりと、螺旋階段を登っていく。


「何しにきたんだい?」


「ま、魔女…!」


いつの間にか目の前に現れた魔女。


わたしはびっくりして何も言えない。


「この塔に進んでくるなんて物好きだね?」


「…わたしは」


「白雪でもないのに、何しにきたんだい?」


えっ?


この人、気づいてるの?



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