ラブ♡スリップ



廊下を歩いて、改めて思う。


めちゃくちゃ、豪華。


今まで、至って普通の生活をしてきたわたし。


急激な変化にビビるしかない。


「こちらです」


何個かドアを飛ばしてメイク室に入る。


「おはようございます、白雪姫」


「おはようございます…」


メイク担当の人は女の人で、優しく笑った。



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