ラブ♡スリップ




「俺と付き合ってください」




とても、真剣な顔で。


わたしへ伝えてくれる。


断るわけ無いじゃん。


わたしだって、


わたしだって、


大好きなんだから。


だけど、泣きすぎてわたしは、


頷くことしかできなかった。


「りんご…おいで?」


優しく笑い、手を広げる蓮斗にわたしは進んで飛び込んだ。


安心するその空間に、


わたしはゆっくりと幸せに溺れていく。



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