ラブ♡スリップ
「蓮斗…?」
「なに?」
「さっきのって、部下の人達がいたから?」
「あれは部下じゃないよ、側近」
「そうなんだ、かっこいいね」
「…まぁな」
なんだろう?
さっきから不機嫌が後ろから伝わってくる。
怖すぎるよ!
なのに、落ないようにわたしを片腕で抱きしめてるのとか。
キュンキュンしてしまう。
「ついた…」
そこは広々とした丘。
周りには小鳥たちもいて。
歌を歌っている。
さすが異国!
動物が話してる!