ラブ♡スリップ
「大丈夫ですか?」
「あぁ、クッションありがとう」
「いえ!」
わたしをそっと立たせるとおじさんに渡した。
「今日は見張っていた方がいい」
「はい」
「俺がついていてもいいんだけど、それはきっと許されないから」
わたしはぎゅっと蓮斗の服の裾を握る。
とうしてだろう。
こんなにも役目を果たしてる。
わたしはただ、自分の気持ちに沿ってるだけ。
なんなんだろう。
この、もやもやした感じ。