ラブ♡スリップ



お城の中へ戻ろうとすると、
となりから不思議な視線を感じる。


横を見ても誰もいない。


「おかしいな…」


たしかに、感じたのに。


「ま、いっか」


わたしはそのまま城の中へ入っていった。


「ふぅん、あの子が白雪なの?」


木の陰から白い歯を見せて笑われているとは知らずに。


わたしは眠った。



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