ラブ♡スリップ



門番の人達も、蓮斗の付き人も。


みんなが驚いた様子。


だけど、その中でもいちばん驚いているのは。


わたしで。


ただ、呆然としているだけだった。


「行かなきゃ…」


こんな姿、みんなに見せられない。


わたしは慌てて起き上がると中に入っていった。


どうして?


どうして、こうなっちゃったの?


「おせぇよ」


部屋に入ると、ベッドに座っている蓮斗。


とても、不機嫌そう。



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