花火
 

「きゃ……っ!」



もう我慢できなくて、リンを引き寄せ、リンの身体を離すまいと抱き抱えた。



「ほんと、煽るの得意だよな。リンは」



「んむっ!」



ちゅ、ちゅ、と唇を合わせた後、リンの耳元で囁く。



「リン」



「~~っ、」



「……好きだよ」






週に一度の甘い時間は、これからだ。


 
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