永遠の初恋を君に


『好きだよ、心愛』


『え…?』


大好きな人の腕の中

大好きな人の声

でもそれはいつも…

「…あ、心愛!聞こえてるの!」

「うーん…?」

「早く起きて学校行く準備っ!遅刻遅刻ー!」

お母さんが大声を上げながら私の布団を奪った。

そう、大好きな人といるのなんていつも

「やっぱり夢かぁ…」

夢なのです。

< 3 / 23 >

この作品をシェア

pagetop