あたしと君と猫と
「…何かしら?」
「! あ、あのっ」
「一緒にお昼ご飯どうかな、って思ったんですけど…」
………
「えと、駄目だったらいいんですけど…」
おどおどとあたしの顔色を伺うように2人組みの女の子
その2人ににこっと自慢の笑顔を作りながら言う
「ありがとう、でもごめんなさい
私、今日少し食欲なくて…、授業の見直したいところもあるし…
また今度誘ってくれてもいいかな…?」
「あっ!はい!!」
「お勉強がんばってください!失礼しました!!!」
それだけ言って顔を真っ赤にした女の子2里は去っていった