。。涙の温度。。
─職員室。


「失礼しまーす。」

がらがらと扉を開け中に入る。

提出する課題は英語なので英語の教科の先生のいる机までゆっくりと歩いて行く。



「吉田先生〜‥」


「あら、心ちゃん。どうしたの?」



私を先生の中で唯一「心ちゃん」と呼ぶのは英語の吉田先生だけ。


すごい美人の先生で年も若くて近いせいか一番話やすい先生でもある。
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