。。涙の温度。。

開けてもらった所から、恐る恐る中に入る。


「わー‥おっきーい!」


外見もそうだけど中も凄い。まるで本物のお城みたい‥。


見る物見る物が物珍しくて、周りをキョロキョロ見回す。


「ん?なんだこれ。」


すぐ横にあった棚の上にある変な置物。



モアイ‥?


「あー、それ父さんの趣味。まだまだあるよ〜。」


「へー。趣味‥ね。」


とにかく変わったお父さんなのかな?




「はいタオル!風邪ひかないようにちゃんと拭けよ」

そう言ってタオルを渡してくれた。


「ありがと」


タオルで体を拭きながら家の中を見回す。
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