。。涙の温度。。


長い階段をゆっくりと登る。


長い…

いつまで登るの?これ。


大きな階段だとは見て分かったけれど、こんなに長い階段だとは思わなかった。


「疲れた…。」


つい本音が出てしまった。

「大丈夫?もう少しだよ。」



「うん‥。」


こんなとこでヘバってどうするのよ私!


自分にムチ打ちながらも淡々と登っていく。
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