。。涙の温度。。


「な、何?」


「んーや。顔赤いから熱あるのかなって。でも大丈夫みたいだね。」



それは疲れていただけです‥


でもこんな些細なことも見ていてくれるなんて、なんだか少し嬉しいかも。



「ありがとう。」


「いーえ」と笑顔で言いながら近くにある部屋の扉を少し開けた。



「ここが俺の部屋。」



そう言って私を部屋の前に連れてくる。
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