。。涙の温度。。


住宅街とはいえ、夜は夜。人一人いない。


やっぱちょっと怖い…‥
本当は夜とか暗いのすっごい苦手だったり‥


落ち着きなく周りをキョロキョロしながら歩く。


─ガサガサ


「きゃあ?!」


道の横にある草むらから何かが動く音がした。


‥…ニャー



「な、なんだ…猫か‥驚かせないでよ、もー…‥」


ホッと胸を撫でおろし、すぐにそこを通り過ぎた。


後ろにある影に気付かずに…‥。
< 35 / 131 >

この作品をシェア

pagetop