。。涙の温度。。


教室内を見渡すと颯の姿はなかった。

休み時間ということもあるし…どこかに行っているんだろう。




「渚、颯どこにいるか分かる?」



「確か真紀と一緒だった…。屋上じゃないかな?そんな会話聞こえたから」



真紀と一緒…。


「分かった、ありがと。じゃ行って来るねっ!」


私は渚に手を振ると、屋上までの道を急ぐ。



< 91 / 131 >

この作品をシェア

pagetop