隣の席の鈴木君
同期の鈴木正宗27歳。
イケメンで、184と言う長身。
スーツとメガネがよく似合う
女子社員達の注目を浴びる男。
…それなのに、
鈴木君は誰とも喋らない。
仕事のパートナーの私ですら、
必要最低限の言葉しか発さない。
・・・
『声が聞けたら、その日はいい事がある』
そんな噂まで上る始末。
「鈴木君」
「・・・ん?」
パソコンから目を離すことなく、
耳だけが私の声を捉える。
…喋りにくい。
・・・
「もっと普通に話そうよ・・・」
「・・・」
「仕事のパートナーなんだしさ?」
そう言うと、
パソコンから私の方に、
目線を向けた。…珍しい。
イケメンで、184と言う長身。
スーツとメガネがよく似合う
女子社員達の注目を浴びる男。
…それなのに、
鈴木君は誰とも喋らない。
仕事のパートナーの私ですら、
必要最低限の言葉しか発さない。
・・・
『声が聞けたら、その日はいい事がある』
そんな噂まで上る始末。
「鈴木君」
「・・・ん?」
パソコンから目を離すことなく、
耳だけが私の声を捉える。
…喋りにくい。
・・・
「もっと普通に話そうよ・・・」
「・・・」
「仕事のパートナーなんだしさ?」
そう言うと、
パソコンから私の方に、
目線を向けた。…珍しい。