隣の席の鈴木君
クーラーで涼んだ鈴木君は、
ずっと真っ赤な顔の私の為か、
Tシャツを着てくれた。
「気にするなって言ったのに」
「…無理です」
「飯、食った?」
「あ、うん、ご馳走様、
スッゴク美味しかった・・・
今度料理教えて」
「・・・西野って、料理するの?」
「…全然」
真顔で言ってのけた私。
その私を見た鈴木君は、プッと吹き出した。
「…鈴木君が笑った」
「・・・西野が笑わせたんだろ?」
「まともに笑ったの、初めて見たから。
4年も一緒に仕事してたのに」
「・・・」
「もっとそうやって笑ってよ。
鈴木君、毎日楽しそうじゃないから・・・
私といても、楽しくないのかなって・・・
ちょっと落ち込んでたんだよ」
ずっと真っ赤な顔の私の為か、
Tシャツを着てくれた。
「気にするなって言ったのに」
「…無理です」
「飯、食った?」
「あ、うん、ご馳走様、
スッゴク美味しかった・・・
今度料理教えて」
「・・・西野って、料理するの?」
「…全然」
真顔で言ってのけた私。
その私を見た鈴木君は、プッと吹き出した。
「…鈴木君が笑った」
「・・・西野が笑わせたんだろ?」
「まともに笑ったの、初めて見たから。
4年も一緒に仕事してたのに」
「・・・」
「もっとそうやって笑ってよ。
鈴木君、毎日楽しそうじゃないから・・・
私といても、楽しくないのかなって・・・
ちょっと落ち込んでたんだよ」