隣の席の鈴木君
「鈴木君、ありが「それ食って、

一段落したら、飯行けよ?」



「・・・う、ん」


・・・うそ。

・・・・うそ。

・・・・・超レアモノ!!!

・・・無口無表情の鈴木君が、

ほんのちょっとだけど、

笑ったよ。笑顔だよ?

ヤバい超感動何ですけど・・・



そんなことを思いながら、

鈴木君を凝視・・・


そんな私を見た鈴木君は、

眉間にしわを寄せ、

怪訝な顔をしてる。



「・・・仕事しろよ」


「うん、うん」


「・・・」

私のキラキラビームに耐えきれなくなったのか、

鈴木君はまた仕事を始めた。

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