先生は数字に消えて。
1.プロローグ
キーンコーンカーンコーン....
授業終了のチャイムが鳴り響く。
「はぁ....あと1時間か....」
憂鬱に空を見上げ、そうつぶやく私。次の授業はー"数学"
もう外は真っ暗だ。冬だからしょうがないともいうが、こんな灯りもろくにない田舎は特に危険。せめて短縮授業にするとか、そういう制度を作ってほしいものだ。
「尋ー!数学の宿題写させてくんないっ?」
....黄泉だ。
「またー!?いい加減その修行とかいうやつやめてさー、勉強に集中したらどうなの?」
黄泉は私の友達で、巫女だか霊媒師だか...まぁ家系がそんな感じらしい。
"ヨミ"っていう名前も、そのせいだと思う。変な感じだ。
最近は色々なものを祓う修行をしているんだとかで、宿題は私のを写してしのいでいる。全く困ったもんだ...
でも、私はそんな彼女を尊敬していたりもする。なんだかんだ言って凄いからね。
ああ...話が長くなってしまった。ごめんなさい、私の癖なの。
授業終了のチャイムが鳴り響く。
「はぁ....あと1時間か....」
憂鬱に空を見上げ、そうつぶやく私。次の授業はー"数学"
もう外は真っ暗だ。冬だからしょうがないともいうが、こんな灯りもろくにない田舎は特に危険。せめて短縮授業にするとか、そういう制度を作ってほしいものだ。
「尋ー!数学の宿題写させてくんないっ?」
....黄泉だ。
「またー!?いい加減その修行とかいうやつやめてさー、勉強に集中したらどうなの?」
黄泉は私の友達で、巫女だか霊媒師だか...まぁ家系がそんな感じらしい。
"ヨミ"っていう名前も、そのせいだと思う。変な感じだ。
最近は色々なものを祓う修行をしているんだとかで、宿題は私のを写してしのいでいる。全く困ったもんだ...
でも、私はそんな彼女を尊敬していたりもする。なんだかんだ言って凄いからね。
ああ...話が長くなってしまった。ごめんなさい、私の癖なの。