交換ウソ日記のレビュー一覧
優しさも 愛しさも ウソも 本当も くるくる回る多面体 物事はいつも一面ではなくて その中に生きる人もまた 最初から連れていかれました とまらない、とめられない 二人の、またはみんなの 息遣いのようなリアルが詰まっていて 一緒にドキドキして ハアーッとなって 同じようにくるくると回りました 素敵な時間を ありがとうございます! (若返りました!)
机に入っていたラブレター 『好きだ』から始まった二人の交換ウソ日記。 物語が進むにつれて、どんどん切なくなって 悩む希美、深まる関係に涙が溢れました 柔らかくて、優しい二人の恋物語。 ごめんね ホントは全部、ウソなんだ 優しいウソ。 ウソのなかに紛れるホント。 希美の気持ちが、たくさんつまった作品です 一度、読んだらまた読みたくなるお話。 ぜひ、ご一読を!
時々のぞいては更新をチェックし、楽しみながら、そして共感しながら読ませていただきました。素敵な作品をありがとうございます。 他人に称えられるところもあり、また、自分で自分が嫌になるところもあったり……でもそれが人。彼も彼女もそんなふうに人間くさくて、どこにでもいそうだから親しみを覚え、それぞれを愛することができました。ふたりとも大好き!です。 完結おつかれさまでした。
泣いてしまいました…!! 自分でもびっくり。大きな事件があったわけではない。一つの、高校生の等身大の恋愛。それを描いた作品で、こんなに泣いてしまうとは思いませんでした。 好きだ。その文字がキッカケではじまる、ふたりの交換日記。 なんて素敵なお話なんだろう。なんて沢山のメッセージと、気持ちが込められた作品なんだろう。好き。雰囲気も、登場人物たちも、丸ごとギューッと、でもそっと、抱きしめたいくらい大好きです。 人に、伝えるべきじゃないこと。伝えなきゃいけないこと。わたしたちは、迷う。嫌われたくないから。相手に、好かれたいから。だから、ウソをつく。重ねる。生まれる罪悪感。 でもね、そこに生まれたものは、伝えなきゃいけない、大事な大事な気持ちで。 『ホントウ』を伝えられるのは、自分しかいないんだね。最初がウソだったとしても、相手に伝わったホントウは、きっと素敵な奇跡のはじまり。
ある日、机の中に入っていた小さな小さな『好きだ』の手紙。 ここから始まった、小さな嘘の交換日記。 知るたびに切なくなり、愛しくなる彼に、本当を知られたくなくて……。 メールやラインが普及している今の時代だからこそ、なんだかとてつもない甘酸っぱさに支配されてしまう、文字と文字とのやり取りに、じりじり、焦がされるような作品でした。 柔らかな空気に包まれた作品だけど、是非、メタルを聴きながら読んで欲しい…何ていうのは、作品を最後まで読んだからこそ思うこと、なのかもしれませんね。 切なくて、だけど、それ以上に優しさにあふれた作品でした。 是非、嘘の中の本当を探しながら一読あれ。