【短】1番でいたい
2文字の言葉
「ゴメンな、待ったか?」
響だ・・・やっと来た。
「うぅん、大丈夫だよ。」
「昼休みゴメンな?」
「別にいいけど。」
「本当?怒ってない?」
「さっきから謝ってばっかじゃん。」
いつもの響らしくないな。
「俺ね、好きな人いるんだ。」
突然聞かされたその言葉に耳を疑った。
「響に・・好きな人・・・?」
「そう。」
「ど・・どんな子ッ?」
「すっげぇー鈍感なの!」
そういって幸せそうに微笑む響。
今までそんな響は見たこともなかった。
「名前が2文字でね、可愛い名前。
頭もいいし、運動も出来るんだ。」
「・・そう・・・。」
あたしと響の表情は今は正反対。
響は幸せ、あたしはちっとも幸せじゃない。
響だ・・・やっと来た。
「うぅん、大丈夫だよ。」
「昼休みゴメンな?」
「別にいいけど。」
「本当?怒ってない?」
「さっきから謝ってばっかじゃん。」
いつもの響らしくないな。
「俺ね、好きな人いるんだ。」
突然聞かされたその言葉に耳を疑った。
「響に・・好きな人・・・?」
「そう。」
「ど・・どんな子ッ?」
「すっげぇー鈍感なの!」
そういって幸せそうに微笑む響。
今までそんな響は見たこともなかった。
「名前が2文字でね、可愛い名前。
頭もいいし、運動も出来るんだ。」
「・・そう・・・。」
あたしと響の表情は今は正反対。
響は幸せ、あたしはちっとも幸せじゃない。