不器用少女と一途な少年


真城の方ををみると

不安そうな…縋るような目でみられる。



さすがに断れなかった。




(う゛…)





「うん…いいよ」




しょうがない。

今日励まそうとしてくれたお礼だ。



軽く頷くと、本当に嬉しそうな顔をする。



「マジで!?」



「うん」


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