不器用少女と一途な少年



いつも、いつも人のために笑ってる。






笑って、笑って。








その笑顔に惹かれた。














『前、一番の笑顔見せてくれてさ…。相坂は覚えてないだろうけど。』






俺の大切な思い出。




彼女を好きになった、
思い出。






『…いつ?』







案の定、彼女は覚えてなかったけど。









< 140 / 341 >

この作品をシェア

pagetop