不器用少女と一途な少年



今日、話すんだ。と思うと心臓がバクバクと慌てだす。








話すことができるかという不安と恐怖。




話しかけたくないっていう、弱い心。







でも、このままの関係の方が何倍も嫌で
強い心が勇気を与えてくれた。









「…………。」








少し気合いを入れる。






















―――逃げない。








また、私と君が笑えるように。












< 274 / 341 >

この作品をシェア

pagetop